蔦屋重三郎の本など出品、東京 古典籍オークションで内覧会
国内最大級の古典籍オークション「古典籍展観大入札会」の報道陣向け内覧会が14日、東京都千代田区の東京古書会館で開かれ、来年のNHK大河ドラマの主人公、蔦屋重三郎が出版し、喜多川歌麿が挿絵を描いた狂歌絵本などが公開された。約1650点が出品、15、16日に同会館で一般公開される。 狂歌絵本「狂月坊」は1789年に刊行。月をテーマに、淡い色彩で吉原の遊女などを描いた歌麿の絵が掲載され、武士や町人による狂歌が記されている。巻末には作画者として歌麿の名前が記載。担当者は「狂歌ブームの継続を図ろうとした蔦屋が、狂歌を掲載する代わりに町人から資金を集めて出版した」と説明している。
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