16歳未満のSNS禁止法案、豪で成立へ
オーストラリア議会は現地時間11月29日、16歳未満の国民によるソーシャルメディアの利用を禁止する法案を可決した。 これにより、ソーシャルメディア企業には、16歳未満によるアカウント作成を防ぐ実効的な措置をとることが義務付けられる。違反した場合、最大4950万豪ドル(約49億円)の罰金を科される可能性がある。 対象になるのは年齢制限のあるソーシャルメディアプラットフォームで、「Snapchat」「TikTok」「Facebook」「Instagram」「X」などが含まれるという。 Anthony Albanese首相は、「子供たちがオンラインで安全に過ごせるようにするため、重要な法案を可決した。ソーシャルメディアは子供たちに社会的な害を与えている。われわれはこれに終止符を打つ」と述べた。 この法案は可決から12カ月以内に発効する予定だ。