朝日・中日など6件選出 自民派閥裏金、福祉会社不正 24年度新聞協会賞
日本新聞協会は4日、2024年度の新聞協会賞に、朝日新聞社の「自民党派閥の裏金問題をめぐる一連のスクープと関連報道」や、中日新聞社の「福祉事業会社『恵』の不正に関するスクープと、一連の報道」など6件を選んだと発表した。 授賞式は10月16日、秋田市で開かれる第77回新聞大会で行われる。 他の4件は、北國新聞社の「能登半島地震『珠洲市街地に押し寄せる津波、輪島朝市通り炎上』のスクープ写真」▽神戸新聞社の「連載企画『里へ 人と自然のものがたり』」▽日本経済新聞社の「OSINTと3D表現技術による新たなデジタル報道手法の開拓」▽京都新聞社の「京都アニメーション放火殺人事件連載企画『理由』と公判報道」。 新聞技術賞には朝日新聞社、北海道新聞社の「朝日・道新による統合編集システムの共同開発」が、新聞経営賞には西日本新聞社の「脳活新聞プロジェクト」が選ばれた。
