天皇が「御用邸の散策中」に身につけていた「グリーンのポロシャツ」、その「驚きの値段」
ちょっとカジュアル
9月13日、宮内庁の公式インスタグラムが新たな写真をアップしました。 アップされたのは、9月12日、天皇ご夫妻と娘の愛子さまの3人が、栃木県にある那須御用邸を散策したときの写真です。3人が仲睦まじく並んでいる姿に、好意的な声が多数寄せられています。 【写真】天皇陛下の「グリーンのポロシャツ」の着こなし この写真でとくに目を引くのが、天皇の服装です。 公式の場に登場するときの天皇といえば、モーニングやスーツ、あるいはワイシャツを身につけていることがほとんどで、カジュアルな服装を目にすることはほとんどありません。 ところが、今回アップされた写真では、珍しくポロシャツを身につけているのです。このポロシャツ、基本的にはグリーンの無地ですが、襟の部分の柄が切り替わっており、ストライプのデザインがほどこされている、ちょっと珍しいもの。 ファッション誌の関係者が言います。 「これは、『ジョセフアブード(JOSEPH ABBOUD)』のポロシャツと見られます。ジョセフ・アブードはアメリカのデザイナーで、有名ブランド『ポロラルフローレン』のメンズ部門のディレクターなどを務めたあと、1987年に自身の名前を冠したこのブランドを立ち上げました。 近年は、『自然との共生』を理念に掲げ、日本の紡績会社・大正紡績のオーガニックコットンを共同開発したりしています。 天皇が身につけておられるのは、オーガニックコットンを用いた製品と見られ、市販の価格は1万7000円ほどです」 ポロシャツという、いつもと少し違ったカジュアルな服装だからこそ、親しみを表明する声が多数あがったのかもしれません。 * 【さらに読む】「愛子さまが静養中に身につけていた「チェック柄のシャツ」、その「驚きの値段」と「天皇陛下とのつながり」」の記事では、今年5月の静養の際のファッションについてくわしく報じています。
現代ビジネス編集部