創価大・大島正樹、「決められて良かった」延長10回にV打 4年ぶりの神宮キップ獲得【関東地区大学野球】
◇8日 関東地区大学野球選手権準決勝 創価大2―1横浜商大(横浜スタジアム)=延長10回タイブレーク 創価大(東京新1位)は延長10回タイブレークの末に横浜商大(神奈川2位)に逆転勝ちして、4年ぶりに明治神宮大会大学の部(20日開幕、神宮)出場を決めた。大島正樹外野手(3年・敦賀気比)が右前に決勝打を放った。 大島は10回無死満塁で、一塁後方に落ちるサヨナラ打。「真っすぐに絞って外野フライでいいと思って振った。詰まったと思いましたが、神宮を決められて良かった」。敦賀気比高(福井)の2年時に秋季北信越大会で優勝したが、コロナ禍で神宮大会は中止。それだけに、「母校も来るので楽しみ」と一足先に出場を決めた母校とのダブル出場を喜んだ。 チームは続く決勝でも日体大(首都1位)に競り勝ち、6年ぶり5度目の優勝を決めた。センスの良さではチーム屈指の1番打者は決勝でも逆方向の左へのヒットも打つなど2安打で逆転を演出。中堅で好守も見せて、優勝に貢献した。 神宮大会には創価大と日体大が出場する。
中日スポーツ