大宮の無職女性、3326万円を失う SNSで「確実に跳ね上がる」とメッセ―ジあり、2カ月間で10回送金 資金がなくなってしまい、相手の話を不審に感じた女性…弁護士に相談し詐欺発覚
埼玉県警大宮西署は25日、さいたま市大宮区の無職女性(59)が仮想通貨への投資を名目とした特殊詐欺で約3326万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。 大惨事…無職男性、2億8811万円を失う SNS上の“日本人女性”に誘われ送金、過去最高額に到達し音信不通に
同署によると、5月ごろから実在する投資家や投資アナリストを名乗る人物から、被害者のスマートフォンに交流サイト(SNS)上のメッセージを通じて、複数回にわたり「仮想通貨に投資し送金すればキャッシュバックが得られる」「取引所の指示に従って操作するだけで安定した収益を得ることができる」「確実に値段が跳ね上がる」などと持ちかけられた。信じた女性は7月25日~9月27日までの間、10回にわたり合計約3326万円分の仮想通貨を購入し、被疑者が指定したアドレスに送信した。投資資金がなくなった際に被疑者から別の仮想通貨の借用を持ちかけられたが返済を日本円に限られたことで、不審に思い弁護士に相談。25日に被害届を提出した。