独仏指導者の影響力低下、首脳会議で顕著に－欧州議会選大敗が響く
マクロン氏は首脳会議後、フランス選出のブルトン欧州委員（域内市場担当）をＥＵの最も重要な役職の一つに再任する考えを明らかにし、仏議会選前にＥＵ幹部人事を巡る事態を収拾しようと必死な様子をうかがわせた。マクロン氏は69歳のブルトン氏について「経験も資質もある」と語り、仏議会選の投票前に閣僚人事を起草する対抗勢力を「傲慢（ごうまん）」と非難した。
仏議会選は30日に第１回投票が行われる。もし極右政党・国民連合（ＲＮ）が議会の絶対的多数を獲得すれば、ＥＵに懐疑的な立場の政党の人物がフランスの首相に指名され、欧州の重要人事に口を出すことになる。
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原題：Macron and Scholz’s Move to Hijack Summit Enrages EU Leaders (1)（抜粋）
--取材協力：Donato Paolo Mancini、Alberto Nardelli、Ania Nussbaum、Jorge Valero、Natalia Drozdiak、Andrea Palasciano、Olivia Fletcher、Sanne Wass、Kevin Whitelaw、Max Ramsay、Michael Nienaber、Milda Seputyte.
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Samy Adghirni, Jorge Valero, Ewa Krukowska
