ロッテ・吉井監督 来季は田中晴也の投球制限を120イニングまで緩和「ゆくゆくはローテーションに入ってほしい」
ロッテの吉井理人監督が、田中晴也投手の投球制限を来季120イニングまで緩和する方針を明かした。 プロ2年目の今季デビューした田中は吉井監督の育成プランにより計20イニングで終えたが、プロ初勝利を挙げるなど4試合で1勝1敗、防御率1・80と好投を続けた。500万円アップの年俸1100万円(推定)で契約を更改した11月19日には「(松本)本部長から2桁勝てるぐらい頑張ってほしいって言われている。とにかく2桁っていうところは目標にはなってくる」と宣言。今季10勝を挙げた佐々木朗希投手がポスティングシステムを利用した米大リーグ移籍を目指しているだけに、来季は佐々木が抜ける穴をカバーする活躍が期待されている。 吉井監督は「田中もゆくゆくはローテーションに入ってほしいピッチャー。来季も少し制限はかけますが、100(イニング)前後、120(イニング)は超えないようにしようかなとは思っているんですけども。それぐらいのペースで、1軍で投げられるようになってくれればいいなというふうに考えています」とコメント。120イニング以内のリミットを課しながらも、順調なステップアップを願っている。
中日スポーツ