渡辺謙、阪神・藤川球児監督は「岡田さん、矢野さん、金本さんのいいとこどりの監督になる」 来春のキャンプ訪問を予告
俳優、渡辺謙(65)が18日、大阪市浪速区の難波八阪神社で、超実写プレミアム吹替版の声優を務める映画「ライオン・キング:ムファサ」(12月20日公開)の大ヒット祈願イベントに出席した。 【写真】宜野座キャンプで渡辺謙さんに声をかけられ感激の阪神・大竹 獅子(ライオン)の大きな口で勝利を呼び、邪気を飲み勝運(商運)を招くとされる獅子殿を見上げ、「いま、僕は飲み込まれてるワケですね」と笑わせた渡辺。司会者から大好きな阪神タイガースの話を振られ、「8月1日に甲子園100周年イベントがあり、そこでMCをやったので、4万6000人の観客の前で叫んできました。11月はちょっと叫べなかったですけどね、残念ながら。きょうはホントはライオンの話なんですけど、虎の話もせなアカン」と快く応じた。 就任した藤川球児監督(44)について、「その8月1日のイベントに藤川君もいらしてて、ごあいさつだけしたとき、『もう何年後かに監督のオファー来たら絶対やってね』って言うといたんです。藤川は『いやぁ~』って感じやったんですけど、その日が来ちゃったんですね」と回顧。 「僕はとてもいい人選だと思います。藤川君は、とても論理的な方。解説を聞いてても、非常に勝負勘もあるし、エネルギー、情熱もある。そういう意味で岡田さん、矢野さん、金本さんのいいとこどりの監督になるんじゃないかなと思ってる。楽しみです」 虎の指揮官としての資質に太鼓判を押すと、「2月は行きたい。言ったからには、行きます。新しい体制になって、選手の心持ちもかなり変わってると思う。いちファンとしては見届けてシーズンを迎えたい」と来春のキャンプ訪問を宣言した。 映画は、息子シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪ったスカーの若き日の兄弟の絆を描き、渡辺はムファサらを追い詰める冷酷な敵ライオン、キロスの声優を務めている。 「結局、最後はあそこ(『ライオン・キング』)に向かっていくと分かっていながら、そのプロセスを体感する。エンドが見えてるだけに切ない話です」とPRした。