コーディに感動! 5年ぶりのWWE日本公演が大盛況となった要因は? 日本好きなトリプルHによる日本戦略にも注目
世界最大のプロレス団体WWEは、5年ぶりとなる日本公演『WWE SUPERSHOW SUMMER TOUR』7.25大阪公演(エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場)、7.26&27東京公演(両国国技館)の3公演をいずれも大盛況のまま終えた。 【画像】新日本プロレスからAEWへ移籍したオカダ・カズチカを大特集! WWEにとって日本公演は2020年に大阪公演と横浜公演(横浜アリーナ)の開催が決まっていたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて中止を余儀なくされたため、日本のユニバース(ファン)にとっては待ちに待った公演となった。 またこの間にはABEMAでの配信も開始されたこともあり、新しいユニバースもかなり増えているという。チケットは27日の最終公演が前売りの段階で早々に完売。その他の公演も当日券を求めるユニバースが列をなしていた。 今回の日本公演では、中邑真輔、イヨ・スカイ、カイリ・セインに、手術をしたことによりまだ試合は出来ないがASUKAといった日本人スーパースターが凱旋した他、今年4月に開催されたプロレス界最大のビッグイベント『レッスルマニア XL』のDay2でロマン・レインズを破り、統一WWE世界王座を奪取した現在WWEのエースでもあるコーディ・ローデスをはじめ、AJスタイルズ、フィン・ベイラー、タマ・トンガ、トンガ・ロアといった新日本プロレスのバレットクラブで活躍したスーパースターがズラリと来日。また日本とはゆかりが深いレイ・ミステリオや、直前には里村明衣子の出場も決まっている。 さらにミステリオの息子であるドミニク・ミステリオ、大日本プロレスにも参戦した世界王者のダミアン・プリースト、IC王者のサミ・ゼイン、ベイラーとともにタッグ王者のJDマクドナ、女子世界王者のリヴ・モーガンというタイトルホルダー、コフィ・キングストン、ジェイ・ウーソ、グンター、LAナイト、ケビン・オーエンズ、ソロ・シコア、エグゼビア・ウッズ、ベイリー、ビアンカ・べレア、ジェイド・カーギル、ティファニー・ストラットン、ダコタ・カイと人気があるスーパースターが顔を揃えている。 試合が始まると、ユニバースは「映像」で覚えて来た選手へのチャントや、ムーブに合わせた掛け声などを上げ、本場アメリカにも負けないぐらいの熱量が会場から溢れ出ていた。25日と26日の公演ではイヨが異例のダブルヘッダーを敢行。これまでの公演と変わらず、事前に発表されたカードは連日変更されており、テーマ曲が流れないとどの試合になるのか分からないというのもWWE日本公演の醍醐味だ。
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