大谷翔平、“微かに当たった”死球に見た世界一への執念 迷わず一塁へ「打てなくても」思い滲んだ瞬間
【MLB】ヤンキース 2-4 ドジャース(10月28日・日本時間29日/ニューヨーク) 【映像】大谷が見せた執念の「仕草」 ドジャースの大谷翔平投手がワールドシリーズ第3戦に「1番・DH」でスタメン出場。第5打席で左足つま先に死球を受けると迷うことなく出塁。3打数無安打ながら1四球1死球で2度の出塁と、世界一への執念を見せつける打席となった。 第2戦で盗塁を試みた際に左肩亜脱臼の怪我を追ってしまった大谷だったが、この日もスタメンに名を連ねるとフル出場を果たした。第1打席はバットを1度も振らずに四球で出塁すると、フリーマンの2ランで先制のホームを踏んでいた。 第2打席ではフルスイングする姿を見せるもセカンドゴロ、第3打席は空振り三振、第4打席はサードへのファールフライと、この日はここまでノーヒットに終わっていた。第5打席でヤンキース8番手ウィーバーと相対すると3球目、枠を大きく外れたカットボールが大谷の左足つま先付近をかすめた。「あいぃ!」と痛そうな声をあげつつも、すぐさま一塁へ向かって歩き始めた。 一旦は球審のほうを振り返り“当たったよね?”と確認するような仕草を見せ、球審が頷く様子を見せると、その場でバットを置き、プロテクターを外し再び塁へと向かっていた。 第2打席でフルスイングの空振りを見せた際、苦痛に顔を歪めるような様子を見せた大谷。たとえ打てなくてもチームの勝利のために“1点でも多く”という大谷の勝利への執念が色濃く表れた瞬間だった。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)
ABEMA TIMES編集部