年末年始は恒例の義実家帰省。食費など「謝礼」は渡した方がよい?
義実家への帰省は、年末年始の恒例行事という方も多いでしょう。 帰省中は、子どもたちを含めた家族分の食費や光熱費などで、義実家へ負担をかけることになります。家族とはいえ「負担をかける分は謝礼として金銭を渡すべきか?」と、悩む方もいらっしゃるでしょう。 今回は、義実家への帰省時に、金銭などの謝礼は必要なのかについて解説します。
義実家への帰省時に金銭などの謝礼は必要?
All Aboutが結婚した子を持つ50歳以上の男女414人を対象に行った「子ども夫婦からもらう贈りものや手土産について」に関する調査によると、59.4%の人が「義実家への贈りものは必要だと思う」と回答しました。この結果から、半分以上の人は、謝礼の必要性を感じていることが分かります。 金銭では相手に気を遣わせてしまうおそれがあるため、贈り物など、何かしらのお礼を渡して、感謝の気持ちを伝えるとよいでしょう。
金銭以外におすすめの謝礼とは?
子ども夫婦に気を遣い、金銭だと受け取らない親も多いと考えられます。ここでは、金銭以外におすすめの謝礼を2種ご紹介します。 ■義父母が「助かる」と思うことをする 家事や掃除などのお手伝いをすることも、立派なお礼になります。 料理を手伝ったり、掃除をしたり、金銭以外でも、感謝の気持ちを伝える方法はあるはずです。特に、換気扇の清掃などの日常では手が届かない家事であれば、義父母にとってもありがたいのではないでしょうか。 ■家族みんなでいただける食材を渡す 義父母が喜ぶような食材を渡すことも、大変喜ばれます。金銭は受け取りにくいとしても、家族みんなでいただける食材ならば、喜んで受け取ってくれる方も多いでしょう。そのためにも、義父母が好きな食べ物を事前にリサーチしておきましょう。
414人の義父母が答えた!「子ども夫婦からもらってうれしかったもの」
同調査によると、414人の義父母が「子ども夫婦からもらってうれしかったもの」について、義父が子ども夫婦からもらってうれしかったものランキングの1位は食べもので17%、続く2位はお酒で16.5%という割合でした。 義母が答えた、子ども夫婦からもらってうれしかったものは、1位が義父と同じく食べ物で19.5%、2位がお花で15.7%ということが分かっています。この結果から、お礼に迷ったら、家族みんなで食べられる食べ物が無難かつおすすめであるといえます。 義父がお酒好きならばお酒を、義母が和菓子を好きならば、おまんじゅうやおせんべいの盛り合わせなどをお礼として渡すのもよいかもしれません。
感謝の気持ちを込めて謝礼を渡そう
調査対象となった半分以上の義父母が「謝礼は必要だと思う」と回答しているため、義実家へ帰省する際は、感謝の気持ちとしてなんらかのお礼を持っていくとよいでしょう。金銭だと受け取ってくれないケースが多いと予想されるため、その場合は、家事を手伝ったり、食材を渡したりしましょう。 出典 株式会社オールアバウト 調査でわかった義父義母の本音!今どきの贈りもののポイントは?(株式会社 高島屋 高島屋オンラインストア) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部