井戸の利用休止呼びかけ PFAS濃度、目標値超す 福岡・芦屋基地
航空自衛隊芦屋基地(福岡県芦屋町)の飲用井戸水に含まれる有機フッ素化合物(PFAS)の濃度が暫定目標値の30倍に当たる1リットル当たり1500ナノグラムを測定したことを受け、県は24日、周辺に井戸を設けていた16世帯などに利用休止を呼びかけ、遠賀川などの河川や水路に汚染が広がっている恐れもあるとして、水質モニタリング調査をしている。 【写真まとめ】PFAS検出で飲めなくなった沖縄の湧き水 県は16世帯のうち飲用にしていた2世帯に飲用を控えるよう伝えた。水質モニタリングは遠賀川や西川、矢作川と、基地近くの水路で16日に採水しており、2025年1月中旬ごろには調査結果が明らかになる見込み。【森永亨】