生命感じる巨大壁画 富山・大山地域でリビング・アート最終日、富山大生が鳴龍や立山描く
自然の中で芸術に触れるイベント「リビング・アート・イン・トヤマ2024」は16日、富山市東福沢(大山)の福沢地区コミュニティセンターで最終日を迎え、富山大芸術文化学部の学生たちが巨大な壁画を完成させた。 会場の芝生広場にあるコンクリート壁(幅34メートル、高さ約2メートル)をキャンバスに見立て、同学部の2、3年生23人が7月下旬から制作に着手。水よけの守り神とされる「鳴龍(なきりゅう)」や立山連峰などをイメージして筆を走らせ、生命の美しさが感じられるカラフルな作品に仕上げた。壁画は1年間見ることができる。 会場では、板を組み合わせて打楽器のカホンを作り、バイオリニストの島田恭歌さんと一緒に演奏するワークショップも開催された。イベントは実行委員会主催、北日本新聞社共催。