いま京都旅行でときめく、4の新体験。グルメ最旬おすすめスポットを厳選紹介
注目ニューオープンが続々! 京都でいま行くべき最旬スポットを現地在住エディターが厳選。グルメやスイーツなど、人気店から注目の穴場まで、最新ムーブメントを体感したい!
ととよし【御所南】
京都出身の料理人がつくる、奇を衒わない和食をカウンターで 食事ができるバーとして知られている「酒陶 柳野」が、2023年1月に姉妹店としてオープンしたカウンター割烹。料理長は柳野で10年、厨房に立っていた杉井雄大さん。実家は錦市場の鮮魚店ということで、店名は「魚=とと」と実家の店名「魚よし」をあわせて名付けた。
「京都で昔から使われてきた旬の魚を旬の時期に味わってもらいたい」と杉井さん。京都で生まれ育った感性を料理に生かす。実家から仕入れる魚はもちろん鮮度抜群。お椀に使われた能登のサクラマスは、魚の臭みを感じさせず清らかな味わい。合わせたのは、柔らかさ、あくの少なさが特徴的な京都塚原の筍。京都の旬の伝統野菜も料理に多く登場する。
天ぷらには淡路のキスや天然のコシアブラなど旬の山菜を盛り合わせて。うつわは明末の青呉須。骨董のうつわを用いて料理に彩を添える。 木と土壁で設られたモダンな空間は建築家・木島徹氏が手がけた。カウンター6席のみ。コースは¥15,000~(季節により変動あり)。心落ち着く空間で、料理を通して京都の文化や季節の風情を味わいたい。 ととよし 京都市中京区甘露町666 Tel.075-741-6434 営業時間/17:00~22:00 定休日/水曜、不定休
エンバ・キョウト・チョップハウス(EMBA KYOTO CHOPHOUSE)【東山七条】
ラグジュアリーホテルでいただく至極のグリル料理 フォーシーズンズホテル京都の1階にある名庭「積翠園」を臨むダイニングに、2024年4月グリル料理を提供するレストランがオープンした。料理長に迎えられたのは、アルゼンチン出身のセバスチャン・バルクデス氏。星付きレストランをはじめ世界各地で経験を積んだ彼が、アルゼンチンの伝統的なBBQ料理「アサード」を踏襲しつつ織りなす料理は、エレガントでチャーミング。