大西卓哉飛行士、2月にも宇宙へ ステーションに半年滞在
【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は1日、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉飛行士(48)ら4人が、早ければ来年2月から国際宇宙ステーション(ISS)に滞在すると発表した。地球との往復には米スペースXの宇宙船クルードラゴンを使う。滞在期間は半年ほどの見通し。 大西さんは東京都出身で、全日空の元パイロット。2009年に飛行士候補に選ばれ、16年7~10月に113日間の宇宙滞在を経験した。ISSに行くのは次が2回目。米国の2人とロシアの1人に同行し、微小重力環境を生かした科学実験などに従事する。 ISSでは飛行士が半年ごとに交代しながら常駐。