三連協「容認できない」今年9回目 嘉手納基地でパラシュート降下訓練
沖縄テレビ
県や自治体が再三中止を求める中、アメリカ軍は18日午後、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を強行しました。日米合意で「例外」とされる訓練の実施は今年に入って9回目です。 山城志穂記者「午後3時52分、パラシュートを使った訓練が始まりました。アメリカ軍機から10人の兵士が次々と降りてきています。」 嘉手納基地では18日午後4時前、パラシュート降下訓練が実施され、10人の兵士が基地に降り立ちました。 パラシュート降下訓練は例外を除き、原則、伊江島補助飛行場で行うと日米で合意されていますがアメリカ軍は滑走路の整備が不十分として去年12月以降、嘉手納基地で訓練を強行しています。 訓練は今年に入って9回目と常態化していて、今月15日に嘉手納町の當山町長と北谷町の渡久地町長が、来沖した中谷防衛大臣に訓練を中止するよう求めたばかりでした。 地元の強い反発をよそに再び訓練が行われたことに基地周辺の自治体でつくる三連協は「住民の安全と平穏な生活を守るという立場から容認することはできない。これまで通り訓練の中止を強く要請する」とコメントを出しました。
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