自民党の懇親会で“ゴーゴーダンス” 露出多い衣装の女性ダンサー参加 企画した和歌山県議は離党
日テレNEWS NNN
自民党の若手議員らの懇親会に、露出の多い衣装を着た女性ダンサーが参加していた問題で、会を企画した和歌山県議が離党したことが分かりました。 ◇ “問題の懇親会”を企画した人物が11日、取材に応じました。
自民党 和歌山県連青年局長 川畑哲哉県議 「私の想定を超えた不適切な状況になっている。ジャンルを正確に言えるか分からないが、ゴーゴーダンスという聞き方をしています」 去年11月、衆院議員らおよそ50人が参加した自民党の「青年局近畿ブロック会議」。その後に行われた懇親会が“不適切”と指摘されているのです。 参加者によると、いきなり壇上に現れたのが少なくとも5人の女性ダンサー。ミニスカートなど、やや露出の多い衣装で踊っていたといいます。 懇親会の出席者は「この段階で違和感があったが、ダンスを終えると下がっていったので、そのまま“宴会”を続行した」と話しました。
参加者によると、ダンサーを呼ぶことを知っていたのは、企画をした川畑議員のみ。そして懇親会がはじまって約2時間後、再びダンサーが壇上へ。今度は下着のような衣装で踊り、各テーブルへと回っていったといいます。 参加者の中には、女性に“口移しでチップ”を渡す人もいたということです。 出席した参加者は「ほかの議員らと『流出したら終わり』と言いながら撮影している人に注意してもらったりしていた」と話しているといいます。 ◇ 川畑県議は、もともとつながりがあったグループを「多様性」をコンセプトに呼んだといいますが…。 ――多様性が理解されなかったが? 川畑哲哉県議 「発案した私の勝手な解釈からすると、もう少し当初から丁寧に説明して、一人でも理解いただける方が出ればよかったなと思っています」 “チップの口移し”については…。 川畑哲哉県議 「一部あります。最初から最後まで見たわけではないが、パッと振り返った時にそういうシーンになっていたというのを見た記憶がある。口移しまでは想定できていませんでした」