一歩前進、“おむすび”を受け取ったナベさん(緒形直人)の勇気に「涙なしには見られない」の声
橋本環奈主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』(総合・月曜~土曜8時ほか)第50回が6日(金)に放送された。 【写真】おむすびを渡す結、ほか第50回場面カット【5点】 こども防災訓練の炊き出し隊長を任されている結(橋本環奈)は、開催に備えて打ち合わせに参加することに。結が「炊き出しの人数が足りていない」と話すと、聖人(北村有起哉)が「ナベさん(緒形直人)に頼みませんか?」と提案。しかし美佐江(キムラ緑子)が「あの人当てにならん」「いつまでもうつむいとんの、あの人だけやん」とナベさんの参加を強く拒んだ。 すると結がいきなり、「アスパラガスは安定した収穫ができるまで3年くらいかかる」「トマトは花が咲いてから2ヶ月くらい、ブロッコリーやったら種をまいてから3ヵ月」と、野菜の成長速度の話をし始める。そして「みんなそれぞれ育つ時間が違っとって…野菜がそれぞれなように、人それぞれなんやないかなって」と、前を向けるまでの時間は人によって違う、違って当然だと商店街メンバーに訴えかけた。 翌日、防災訓練の会場にはナベさんの姿があった。美佐江がこっそり声をかけ、震災のときに娘の菜摘(田畑志真)を助けてくれた感謝を改めて伝えたのだという。ナベさんは結たちが握った温かいおむすびを受け取り、一口、また一口と食べ始めた。「美味しいもん食べたら、悲しいことちょっとは忘れられるけん」…結の言葉がナベさんの心に届いた瞬間だった。 SNSでは「あの場に来てくれたナベさん。どれほどの勇気振り絞ってくれたんやろうな」「結たちが握ったワカメご飯のおむすびを食べたナベさんを見てるだけで涙、涙」「わかめおむすびに手を伸ばすナベさんが涙腺に来たわ…」「涙無しには見られない感動シーンでした」など、「朝から涙した」という視聴者の声が多く集まっていた。 【写真】おむすびを渡す結、ほか第50回場面カット【5点】
ENTAME next編集部