【スプリンターズS】複勝率50%に迫る「4歳牝馬」モズメイメイを推奨 セントウルS組も上位評価
セントウルS組が多数浮上
スプリンターズSのデータをまとめてみよう。 【好走率アップ】 A「4歳牝馬」 B「前走セントウルS」 C「前走1、2着」 D「前走1番人気」 E「芦毛」 【好走率ダウン】 F「前走5~10着」 【勝ち馬なし】 G「栗毛」 H「前走馬体重460kg以下」 【連対馬なし】 I「前走1400m」 5つあるプラスデータのうち強力なのは、複勝率47.6%のA「4歳牝馬」と、勝率25.0%、連対率37.5%のE「芦毛」。4歳牝馬はモズメイメイ、芦毛はマッドクールのみが該当した。 マッドクールは好データが「E」だけに対して、モズメイメイは「A」「B」の2つを持つ。「B」のセントウルSは、好走率はそれほど高くないが、近15年で7頭の勝ち馬を出している。ここ2年、セントウルS組は馬券に絡んでいないので、そろそろ順番が回ってきてもおかしくはない。よって、モズメイメイが本命だ。 マッドクールは「芦毛」というだけで推すことになるが、マイナスデータを持たず、他にこれといった馬も見当たらないので相手筆頭としたい。 モズメイメイ以外でプラスデータを2つ持っているのは、ウインマーベル(CD)、トウシンマカオ(BC)、ピューロマジック(BD)、ママコチャ(BC)。このうち、ママコチャだけが唯一マイナスデータを持っていないので、これを3番手とする。 ウインマーベルは連対馬が出ていないI「前走が1400m」に該当するので除外。トウシンマカオ(G)、ピューロマジック(H)はマイナスデータを持っているが、いずれも連対馬は出ているデータということで、相手候補として考えたい。この両馬の比較では、H「前走馬体重460kg以下」と比べてG「栗毛」の方が連対頭数は多く、好走率もわずかだが高いので、トウシンマカオを4番手、ピューロマジックを5番手としたい。 ◎モズメイメイ ◯マッドクール ▲ママコチャ △トウシンマカオ ×ピューロマジック 《ライタープロフィール》 門田 光生(かどた みつお) 競馬専門紙「競馬ニホン」で調教班として20年以上在籍。本社予想などを担当し、編集部チーフも兼任。現在、サンケイスポーツにて園田・姫路競馬を中心に予想・記事を執筆中。 23日の朝に現地取材へ赴いたとき、ようやく涼しくなってきたと実感。ただ、日が昇ると「まだまだ暑いなあ」と関係者。朝から厩舎作業をしている方々には、もっと涼しくなってほしいというのが本音のようです。
門田光生