井岡一翔12度目の大晦日決戦! KO率90%の挑戦者ペレスとの防衛戦はどうなる?
12月31日(日)、大田区総合体育館でWBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔が、ホスベル・ペレスを迎えての防衛戦に臨む。2024年をチャンピオンとして迎えるのは、12回目の大晦日ファイトに臨む井岡か、それともKO率90%のペレスか。参考オッズや各種データをもとに試合展開を予想する。 【動画】ABEMA公開の前日計量、最終会見の動画を本誌記事内で紹介中
ホスベル・ペレスは、2020年以来となる世界王座挑戦のチャンスを手に入れた。12月31日(日)、敵地・日本、大田区総合体育館(東京都大田区)に乗り込んでのタイトルマッチ。挑むのは井岡一翔が保持するWBA世界スーパーフライ級王座だ。この試合は大晦日当日、『ABEMA』で独占無料生配信される。 ペレスが日本でファイトするのはこれが初めて。2020年にWBA世界フライ級王座決定戦でアルテム・ダラキアンに敗れて以来3連勝中で、現在WBAスーパーフライ級ランキング6位に位置する。『アバランチャ』(雪崩)の異名を取るベネズエラ出身のペレスは今回、同級転向以来初の世界タイトル挑戦で、トップクラスの力があることを証明する気満々だ。 対する井岡は、現在8連勝中。2022年にドロー判定に終わったジョシュア・フランコとの再戦を行うためにWBO世界スーパーフライ級王座を返上し、6月にその再戦に勝利してWBAのタイトルを獲得した。目標とするWBC同級王者フラン・フランシスコ・エストラーダとの統一戦を実現するためには、まずはペレスに勝つことが求められる。 2024年を王者として迎えるのは井岡か、ペレスか。本記事では大手ブックメーカーのオッズを参考に、格闘技部門エキスパートのダン・ヤノフスキー記者が本誌としての勝敗予想を紹介する。
井岡一翔 vs. ホスベル・ペレスの勝ち負けオッズ
米オッズメーカー「FanDuel Sportsbook」によると、井岡一翔が「-2400」で有利、ホスベル・ペレスが「+1220」で不利、井岡優勢とみられている。
井岡一翔 vs. ホスベル・ペレスの決着方法別オッズ
米オッズメーカー「FanDuel Sportsbook」による最新のプロップベット(個別予想)は以下の通り。 ・井岡のKO/TKO勝ち:-330 ・井岡の判定勝ち:+370 ・ペレスのKO/TKO勝ち:+1280 ・ペレスの判定勝ち:+2500 ・ドロー:+2000 ※上記オッズは、オリジナルの国際版記事執筆時の12月27日時点のものとなる。