【高校サッカー全力新聞】「堅守とスピードで名護旋風を巻き起こす!」沖縄・名護
日本有数のリゾートで、国内外から多くの観光客が訪れる沖縄。Jリーグのオフシーズンには多くのJクラブがキャンプを張るキャンプ地としても知られています。12月28日に開幕を迎える第102回全国高校サッカー選手権大会。沖縄県代表は初出場の名護。全国大会の初戦は12月31日の2回戦、秋田県代表の明桜と対戦します。 【画像】102回大会も国立競技場での開会式・開幕戦で幕を開ける全国高校サッカー選手権
沖縄本島北部。美しい海に、世界自然遺産に登録されたやんばるの森など自然豊かな名護市。1月下旬には琉球寒緋桜が咲き誇りさくら祭りが開かれるなど早咲きの桜の名所としても知られています。 そんな名護市にある名護高校は「文武両道」を掲げる高校で部活動も活発。サッカー部だけではなく、「ラグビー部」や「ソフトテニス部」などは全国大会の常連です。ラグビー部は今年の全国高校ラグビー県大会で2年連続21度目の優勝を果たしました。名護の桜のように、勝利という大きな花を咲かせることはできるか。年末年始はともに全国大会に挑みます。
名護の選手はほとんどが地元・名護の出身。小学校や中学校から同じチームで切磋琢磨してきたメンバーが多くいます。高校では「名護から全国へ」を合言葉に勝てない時期も、苦しい時間も、勝利を信じ汗を流してきました。 県大会では泥臭い守備とスピードを武器にノーシードから勝ち上がり初優勝という歴史を創った名護。全国大会でも初優勝の勢いと、これまで築き上げてきた全員サッカーで全国初勝利を目指します。 (取材・文:高校サッカー選手権民放43社/沖縄テレビ放送)