【ファンタジーS】連対率100%の矢作厩舎所属馬は押さえ必須、1枠も侮れない、前走北海道組も要注意…などの傾向
【傾向と対策】 ファンタジーS(G3・2日)は、京都芝1400メートルで行われる。過去10年(2020~22年は阪神芝1400メートルでの実施)を振り返り、好走・凡走の傾向を探った。 ▼1枠に注目 京都で行われた7年間の枠順別成績は 1枠【1・3・0・4】 2枠【0・0・0・9】 3枠【1・1・1・7】 4枠【3・0・0・8】 5枠【0・0・1・12】 6枠【1・2・2・8】 7枠【0・1・2・11】 8枠【1・0・1・13】 1枠は勝利こそ16年ミスエルテの1回だけだが、14年ダノングラシアス、18年ベルスール、23年ドナベティと2着が3回。連対率は驚異の50%と好相性を誇っている。今年、好相性の1枠をゲットしたスリールミニョンは軽視禁物だ。 ▼矢作厩舎は押さえ必須 矢作厩舎は【1・2・0・0】で連対率100%。15年にキャンディバローズで勝利し、前述のダノングラシアス、ドナベティで2着に入っている。今年はカンナS2着のモズナナスターを出走させるが、厩舎の相性的に押さえたい1頭だ。 ▼北海道組に注意 前走が北海道だった馬は【2・3・2・13】。前述のキャンディバローズが5番人気1着、ドナベティが9番人気2着に好走しているほか、17年には5番人気ベルーガが1着、20年には7番人気オパールムーンが2着と人気以上に入る例も少なくない。今年はカルプスペルシュ、ウォーターエアリー、カワキタマナレアが該当し、いずれも要注意だ。
中日スポーツ