気分悪いと聞いても救急車呼ばず…中学生が部活動中にケガし急性硬膜外血種で入院 事故調査委「現場に顧問が1人」
名古屋市緑区の中学校で2024年5月、男子生徒が部活動中に頭をケガし体調不良を訴えていたにもかかわらず、顧問が救急車を呼んでいなかったことをうけ、教育委員会は11月7日、1回目の事故調査委員会を開きました 【動画を見る】気分悪いと聞いても救急車呼ばず…中学生が部活動中にケガし急性硬膜外血種で入院 事故調査委「現場に顧問が1人」 緑区の滝ノ水中学校で2024年5月、サッカー部の男子生徒が練習試合中にケガをして「気分が悪い」などと訴えましたが、20代の男性顧問は救急車を呼ばず、その後、急性硬膜外血腫でおよそ2週間入院しました。 名古屋市教育委員会は当時の対応に問題があったとして、7日、事故調査委員会の初めての会合を開き、現場に顧問が1人しかいなかった状況などが指摘されたということです。 名古屋市では2022年にも、児童が顔の骨を折る大けがをしたにもかかわらず学校が救急車を呼ばなかった事案があり、2024年度中に再発防止策をまとめるとしています。