ミシュランキーホテル選出。機能的で快適な「雪ニセコ」へ
スパ、温泉でくつろいだ後はお待ちかねの夕食。メインダイング、「méli mélo -Yuki No Koe-(メリメロ‐雪の聲‐)」へ。北海道出身でミシュランの星に輝く佐藤大典シェフ監修の北海道産の食材を使ったコース料理は、フレンチとイタリアンのフュージョン。秋ナスとアンチョビの冷製パスタ、自家製手打ち麺のアラビアータ、クリームチーズの入ったラビオリ……ひと皿ひと皿ポーションは比較的少なめであれこれ食べられるのがうれしいスタイル。メインはここ北海道白老町のブランド牛・白老和牛のステーキ。サシはきめ細かく赤身に旨味が凝縮されていて、一口ひとくちまろやかに溶けていく。最後のデザートには、美瑛産のジャージー牛乳で作ったブラマンジェを。ゆっくりとディナーを楽しんだら、今度は貸し切りの個室温泉へ。お湯に入ったり、浴槽に腰かけて足だけ浸かって一緒に行った友人と長話に興じながら、1時間ほど長風呂を。からだが芯から温まり、夜はぐっすり。
ゆったりとしたベッドですっきり目覚めた朝。早朝のヨガレッスンへ。インストラクターが個々のレベルに合わせて、時に手を添えながら指導してくれる。朝の光の入るスタジオでゆっくりと体を動かすとじんわりと汗がにじむほど。スキーやスノーボードをするにはまだ早いシーズンの訪問だったが、雪ニセコはスパやグルメが充実しており、ニセコ観光の拠点としても使い勝手がすこぶる良いホテル。冬のハイシーズンはもちろん、春夏秋も楽しめること間違いなし。
雪ニセコ 住所:北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条2-6-9 料金:冬季スペシャル朝食付きプラン 1泊1名¥23,000~(2名1室利用時) ※2024年11月11日(月)~28日(木)休業 TEL. 0136-55-5130 TEXT BY TERUNO TAIRA