SDGsに積極的に取り組む【ブライトリング】が新たに2つのパートナーシップを締結
2024年に創業140周年を迎えた名門ウオッチブランド【ブライトリング(BREITLING)】がSDGs(持続可能な開発目標)の新たな取り組みを発表。大気中のCO2(二酸化炭素)を除去する技術を開発した企業のクライムワークス(Climeworks)との提携を結び、さらに環境に配慮した飛行機による史上初の世界一周無着陸ゼロエミッション飛行を目指すプロジェクト「Climate Impuse」とのパートナーシップを締結した。 【関連画像】「Climate Impulse」を支援するブライトリング
CO₂除去技術を開発したクライムワークス
ブライトリングは、大気中のCO2を除去するDAC(直接空気回収技術)の開発企業、クライムワークス(Climeworks)と提携を結んだ。SDGSを促進するブライトリングは、時計業界のなかでもいち早くクライムワークスの二酸化炭素除去の技術を採用しており、同社の新たなサービスのクライムワークス ソリューションズ(ClimeworksSolutions)の最初の顧客にもなっている。このクライムワークス ソリューションズは、空気中のCO2回収のためのさまざまな工学的ソリューション及び自然を活用した解決策を揃えており、ブライトリングがすでに取り組んでいる排出量削減に向けての戦略をサポートするものとなる。
CO2削減に取り組むブライトリング
今回の提携について、ブライトリングのジョージ・カーンCEOは、「クライムワークスは、我々が『Squad on a Mission to do Better(より良い行動を使命とするスクワッド)』として具体的な行動を起こすうえで、欠くことのできないパートナーです。当社の影響の及ぶ範囲で気候変動に立ち向かうことは、世界規模でのネットゼロ達成を目指す重要な足がかりとなるでしょう」とコメント。さらにブランドのサステイナビリティ担当グローバルディレクター、アウレリア・フィゲロアは、「当社はクライムワークス ソリューションズの優れた炭素回収ポートフォリオから恩恵を受けクライムワークスは当社の支援により先駆的かつ必要不可欠な技術の拡大スピードを加速する。つまり、これは本当の意味でのパートナーシップなのです。今回のパートナーシップにより当社は、CO2回収量を数千トンから数百万トン、そして数億トンに拡大するという、クライムワークスの重要な使命の一翼を担うことになるのです」と語っている。