囲碁、上野梨紗が姉妹対決制す 仲邑菫と初の10代決戦に
囲碁の第27期女流棋聖戦は14日、東京都千代田区の日本棋院で挑戦者決定戦が打たれ、上野梨紗二段(17)が上野愛咲美女流名人(22)との姉妹対決を制し、仲邑菫女流棋聖(14)への挑戦権を獲得した。日本棋院によると、10代同士のタイトル戦が実現するのは史上初。 仲邑女流棋聖と上野二段は2019年にプロ入りした同期で、タイトルを懸けて対戦するのは今回が初となる。合計年齢の31歳もタイトル戦の最年少記録。 両者が争う3番勝負の第1局は来年1月18日、第2局は同25日、第3局は2月5日に行われる。仲邑女流棋聖が防衛した場合は、3月の韓国移籍に伴い、タイトルを返上する。