子供の水難事故 「河川」が最多の48.5% 1本の川でも深さや流れが違う
水の事故があとを絶ちません。 警察庁によりますと、中学生以下の子供が死亡したり行方不明になったりした水難事故は「河川」が最も多く48.5%「湖沼地」の13.2%と合わせると6割を超え、「海」の22.6%を大きく上回ります。 【画像で見る】川遊びを楽しむ際の注意点 川遊びを楽しむ際の注意点をまとめました。 ■急に深くなる場所がある 川は流れがあることに加えて、急に深くなっている場所があるので注意が必要です。 川が蛇行している「淵」は流れは緩やかですが、深くなっています。 ■「平瀬」と「早瀬」 そして、淵と淵をつなぐ「瀬」には2種類あります。 波立ちのあまり見られない「平瀬」は流れが速いですが、川底が見えます。 一方、流れが速く白波が立っているのが「早瀬」です。 早瀬の先は、急に深くなるので危険な場所と言えます。 1本の川でも場所によって深さや流れが違うことをよく知っておく必要があります。 ■命を守る「ライフジャケット」 河川財団は命を守るために川で遊ぶときはライフジャケットを着用するよう呼びかけています。 ライフジャケットはアウトドアショップやホームセンターのほか、インターネットでも購入ができますが、河川財団は「浮力や強度など、川遊び用として推奨される認定マークがついているものを選んで欲しい」と話しています。 ■子供より下流で見守って 子供が川遊びをしているときは一瞬でも目を離してはいけません。 そして、見守る場所も大切です。子供より上流で見守っていても、子供が流されたときに間に合いません。 また、助けようとして、二次災害を引き起こすおそれもあります。 大人はライフジャケットを着用した上で、子供より下流で見守ることが大切だということです。
RKB毎日放送
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