【独自】Xアカウントは「果物屋」違法薬物の売人を逮捕 SNSで多数に購入そそのかした疑い
交流サイト(SNS)上で、不特定多数に大麻の購入を募ったとして、京都府警捜査5課と下京署が、麻薬特例法違反(あおり、そそのかし)の疑いで、大阪市東淀川区の20代の無職男を逮捕していたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。男は違法薬物の売人とみられ、X(旧ツイッター)で大麻の販売をほのめかし、希望者には匿名性の高い通信アプリに移行して販売していたという。 【画像】「果物屋」本人とみられるアカウント 捜査関係者によると、今年4月、Xに「#大阪手押し」「#京都手押し」などと大麻の購入をそそのかす投稿をした疑いが持たれている。男はXのアカウント名「果物屋」と名乗り、液体大麻の写真や入荷状況などを投稿していた。購入希望者に対し、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」でやりとりをし、京都府内各地で大麻を販売していたとみられる。 府警は13日にも男を大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで再逮捕する方針。