霜降り・せいやが「M-1」で最も感動した1シーン「あんなん言われへん」 意外なコンビの、思わぬ一言
お笑いコンビ「霜降り明星」のせいや(32)が26日に自身のYouTubeチャンネルを更新。令和ロマンの連覇で幕を下ろした「M-1グランプ2024」で最も心を打たれたシーンを告白した。 【写真】2018年王者「霜降り明星」せいやの心を打ったコンビ 自身も2018年に大会を制したせいやは「令和ロマン、すごいね。歴代チャンピオンが本当に思っていると思います。何、それって」と、らしい言い回しで偉業を祝福。「真空ジェシカが仕上げ方が化けもん」「バッテリィズはホンマに惜しかった~」と決勝に進んだ3組について言及した後で、「これだけは言わしてください」と前置きして、「ジョックロック、最高やった」と9位に終わった結成2年目の新星コンビを称えた。 ただ、せいやの心を最も打ったのは、採点の後にボケのゆうじろーが放った一言だという。「ゆうじろーの平場、観ました? (審査員の1人から)“ボケの子がちょっと笑い取ってない”みたいな(こと言われて)。あれって結構、ショックなんですよね、ボケからしたら。そういう(漫才の)システムなんでしょうがないんですけど、そこで、ゆうじろーは“僕が面白くなります!!”って言ったんですよ。すごいよ、これ」と声のトーンを上げた。 せいやは、ジョックロックの漫才が霜降り明星と同じくツッコミのワードで笑いを取るスタイルと説明したうえで、「これって、ボケ、何にもしていないやんって言われるのが一番(つらい)。2人のボケなんですよね」とフォロー。「漫才って2人のもんやから、オチは任してるけど、笑いは2人で取ってるっていうのが、すごい(我々の)漫才やなって思うんですよ」と続けた。 「これがすごいのは…」と続けたのは、コンビの関係性。「粗品とか(ジョックロックの)福本さんは、いいヤツやねん。自分はフリに徹してもいいけど、それでも2人で売れたいっていう、この熱意なんですよね。だから、オレ感動したんよ。あんなんオレ言われへんわ。自分も面白いって言われたいもん」。漫才では、自分と同じ役割に徹するゆうじろーの胸中も察し、いつまでも感動していた。