【絵本のことば】『クリスマスの まえのよる』|「パパには すぐに わかったよ…」
古今東西の名作絵本から、印象的なことばを日替わりで紹介。1952年に刊行され半世紀以上にわたり愛される、現代まで続くサンタクロースのイメージを生み出した1冊から。 【フォトギャラリーを見る】 パパには すぐに わかったよ ああ あれは まさしく サンタクロース 1822年に神学者で詩人のムーアが病気の子供のために書いた詩。この中で初めて「赤い服で白いひげ、トナカイのそりに乗った太ったおじいさん」のサンタが登場し、その後数多くの画家が絵をつけて、世界中に広まった。ロジャー・デュボアザンが色鮮やかに元祖サンタを描いた原書は1952年発行。珍しい細長の形の理由は「靴下に入れるため」だ。
photo_Kazuyoshi Aoki text_Kana Umehara, Ayumi Shirasaka edito...