【柔道】角田夏実の今年の漢字は?「夢に見ていた五輪という舞台で金メダルを獲れた」
柔道女子48キロ級でパリ五輪金メダルの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が、今年の漢字に「夢」を挙げた。 28日、東京都内で行われた「遊勤コーデ」ランウエイ発表会に出席。モデルデビューを果たすと、その後に行われたトークセッションで今年の漢字を問われ、「夢」と自筆した白のフリップを披露した。 角田は柔道のトップ選手としては異色の東京学芸大出身。大学時代に徐々に力を付けて頭角を現すと、52キロ級だった17年世界選手権に初出場し、銀メダルを獲得。しかし阿部詩ら国内の代表争いに敗れて21年東京五輪の代表の座は逃し、階級を48キロ級に転向し、パリ五輪出場権を獲得。31歳11カ月での金メダル獲得は、日本柔道界最年長記録の快挙だった。 そうした背景もあってか、選んだ理由を問われると「夢に見ていた五輪という舞台で金メダルを獲ることができた」と話してニッコリ。昨年6月に早々と代表に内定して以降は、プレッシャーからか悪い夢にうなされることも多かったといい、「本当に暗い夢が多い中で、明るい夢を見られた日は、“今日も頑張れそう”と思えた。いろんな夢を見ながら、自分が描いた夢をつかめた」と振り返った。