あまりにも美しすぎる…アニメ「呪術廻戦」五条悟の奥義「虚式『茈』」のシーンは圧巻すぎるクオリティー
のちに最強の呪術師と呼ばれるようになる五条悟(CV:中村悠一)が覚醒した姿は、神々しさと同時に恐ろしさも感じる。五条が奥義「虚式『茈(むらさき)』」を放ったシーンの作画と演出は、あまりの美しさに映画を観ているかのような気分になるだろう。 【映像】素晴らしい映像美奥義「虚式『茈』」(16分20秒ごろ~) アニメ「呪術廻戦」の「懐玉・玉折」は、のちに最強の呪術師となる五条の呪術高専時代を描いたエピソードだ。そのなかで五条は、“術師殺し”の異名を持つ伏黒甚爾(CV:子安武人)の前になすすべなく、特級呪具で喉から裂かれるという壮絶な敗北を喫していた。 第28話では、殺されたはずの五条が再び甚爾の前に現れた。五条は死に際で反転術式を体得したことで復活。「死に際で掴んだ、呪力の核心」と覚醒を自覚した五条は、「今はただただ、この世界が心地良い」とすべてを超越した境地に達していた。 そして五条は、五条家の中でも一部にしか知られていないという奥義「虚式『茈』」を発動する。その瞬間、甚爾は自身がこれを避けられないこと、そして“死”を悟ると、光が止んだときにはもう体の半分を失っていた。 虚式「茈」は、術式順転「蒼(あお)」と術式反転「赫(あか)」の、それぞれの無限を衝突させることで生成される仮想の質量を押し出すという大技だ。技を放つ五条は、エモーショナルなピアノの調べの中、光がきらめく空中を漂っていた。そして「茈」が発動されると、BGMは止み静寂の中甚爾が紫色の光に包まれていった。まさに秘伝の奥義に相応しい、美しい演出といえるだろう。 ネット上では「ムラサキ神秘的だった……」「神々しさが凄い」「マジで鳥肌」と絶賛の声が続出。「いやまじ映画かよ……ずっ……とすごかった」「音楽も絵も動きも最高でした……」など多くの人が映像の美しさに釘付けになった回だった。 現在配信中のアニメ「呪術廻戦」は、芥見下々氏によるシリーズ累計発行部数1億部を超える同名漫画が原作。今年9月に約6年半にわたる連載が完結したことも大きな話題となった。人間の負の感情から生まれる「呪い」と、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた物語は、“呪いの王”両面宿儺と肉体を共有することになった虎杖悠仁(CV:榎木淳弥)が“対呪い専門機関”である「呪術 現在配信中のアニメ「呪術廻戦」は、芥見下々氏によるシリーズ累計発行部数1億部を超える同名漫画が原作。今年9月に約6年半にわたる連載が完結したことも大きな話題となった。人間の負の感情から生まれる「呪い」と、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた物語は、“呪いの王”両面宿儺と肉体を共有することになった虎杖悠仁が“対呪い専門機関”である「呪術高専」に編入するところから大きく動き始める。2020年10月から放送されたTVアニメ第1期は国内のみならず全世界で大きな反響を呼び、2023年7月~12月に放送されたアニメ第2期では、五条悟と最悪の呪詛師である夏油傑(CV:櫻井孝宏)の高専時代の物語「懐玉・玉折」と、第1期から続く時間軸の物語「渋谷事変」が描かれた。続編となる「死滅回游」の制作も決定しているほか、2025年5月30日には「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」が公開される。 (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
ABEMA TIMES編集部