バレンシアMFハビ・ゲラ、7日にもスペイン首都入りする予定だったが…アトレティコがギャラガー獲得予定のため移籍は破談に|ラ・リーガ
バレンシアMFハビ・ゲラのアトレティコ・デ・マドリード移籍が破談となったようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』と『ゴルス・メディア』が報じている。 トレティコはMFコナー・ギャラガーの獲得に関してチェルシーと移籍金4000万ユーロで合意に至っていたが、選手本人が移籍に踏み切れていない状況で、“プランB”としてハビ・ゲラ獲得に動いた。バレンシアとは移籍金2500万ユーロ+インセンティブ500万ユーロ、将来的な売却益の10%分配で合意し、こちらは選手も移籍を了承していた。 だがしかし、“プランA”のギャラガーが返答期限ギリギリとなってアトレティコ移籍を了承。アトレティコはギャラガーと契約を交わす見込みで、ハビ・ゲラがどうなるのかに注目が集まっていた。 バレンシアとハビ・ゲラはその後も移籍が成立すると信じており、選手は7日にもスペイン首都入りを果たす予定だったという。しかしながらアトレティコは、彼らに時間的猶予を求めた模様。その理由は、マンチェスター・シティFWフリアン・アルバレス獲得オペレーションを最優先としている状況で、資金的にギャラガーを獲得をあきらめなければならない場合の保険としてハビ・ゲラ獲得を考えていたためとされる。 しかしバレンシアとハビ・ゲラは、アトレティコから届くはずの最終的な契約書が届かないことに痺れを切らして、同クラブとの移籍交渉を打ち切ったようだ。 なお『ムンド・デポルティボ』は「少なくとも現時点では」と交渉が打ち切られたと記しており、アトレティコ移籍の可能性がかすかにでも残っていることをほのめかしてる。なおハビ・ゲラに対しては、ジローナやレアル・ソシエダも興味を持っていることが報じられている。