【HDPで振り返る!】イケオジ感涙! 僕らの青春時代は、あの90年代のストリートファッションから始まった! Vol.2
アウトドアミクスチャーなローテクスニーカーもホットだった
さらにもうひとつスニーカーネタで言うと、90年代に人気だったものの一時期その姿を決していたのがノースウェーブ。アフタースキー用のリラックスシューズとして開発されたこのスニーカーですが、藤原ヒロシがバートンなどとともに紹介してシティユースでも人気アイテムに。
PUFFYがヴィンテージジーンズの腰穿きとともに履いたこともあって厚底好きの女の子にも愛され、何度かの復刻を経て、今年に入って待望の復活を遂げました。 ちなみに、ノースウェーブが人気を博した理由のひとつが、当時はスニーカーブームに加えてスキー&スノーボードブームが到来していたこと。
スキージャケットを街着する人はもちろん、『Hot-Dog PRESS』でもスキーウェアのコーディネート特集が組まれたり、スキー場で出会ったのか正ちゃん帽やカウチンセーターなどスキーコーデのペアルックでカップルが登場したりしているのです。 広瀬香美の『ロマンスの神様』や『ゲレンデが溶けるほど恋したい』がアルペンのタイアップソングとして冬になるとお茶の間でもヘビロテでした。そんな訳で、街なかでもスキーウェアを着る人たちも当時はたくさん居たのです。 同じくシティユースのアウトドアアイテムという立場でカルト的な人気を誇ったのが、ナイキACG。同ブランド初のアウトドアブランドとして、スニーカーだけでなくウェアや小物類もリリースし、三角形のロゴとともに人気を博しました。
もちろんナイキACGではフットウェアもリリースしていましたが、スナップで頻出なのはスニーカーよりもウェア類。特にフットウェアはあまりにも時代を先取りしていたこともあってか、こちらも一旦姿を消していたものの、2014年に復活。現在も人気のラインとして健在なのはご承知の通りでしょう。
ブリットポップムーブメントと一緒に盛り上がったクラークス
スニーカー以外で当時盛り上がりを見せていたフットウェアがクラークス。最近の夏は猛暑が続くこともあって、アスファルトの熱で溶けやすい生ゴムソールを履くのは勇気が入りますが、当時は夏でもクラークスを履いている人をたくさん発見。やっぱり今よりずっと涼しかったのでしょうか。