大谷翔平 フリー打撃でサク越え連発! 圧倒的打棒に開幕が待ちきれない!
ドジャース・大谷 翔平(花巻東出身)が、久しぶりのフリー打撃で快音を響かせた。新天地での活躍を予感させる打撃ぶりに、安堵したファンも多いのではないだろうか。 【一覧】大谷翔平 高校時代からの全成績 昨年9月にトミージョン手術を受け、右肘には痛々しい手術の跡も残るなか、心配された打撃だったが、問題はなさそうだ。移籍後初の屋外でのフリー打撃で21スイング中、なんと約半分の10本のサク越えをマークした。感触を確かめるようなハンパなことをせず、フルスイングでアーチを「量産」した。大谷らしい新しい船出だったと思う。 昨年9月に右わき腹を痛めて以来、161日ぶりのフリー打撃だったが、その故障箇所を心配させないスイング。打撃に専念するシーズンへ、派手な「デビュー」にもなった。 2018年10月に1度目のトミージョン手術を受けた。その時のリハビリ経験も生きているのだろう。本人もその時よりも順調に来ているとコメントしている。 打者として専念した2019年も前年の打撃成績から落ちることもなかった。6月には日本人初のサイクル安打をマークしたのもこの年だった。ただ二刀流に挑戦した2020年にはコロナ禍もあったが、再び故障で離脱。悔しいシーズンを過ごしていただけに、今回はより慎重に「二刀流」への挑戦をしていくだろう。 韓国での開幕戦は3月20日で、あと1カ月以上残されている。スタートから飛ばして大丈夫かと思ってしまうが、そこは大谷さん、きっと最高の状態で開幕を迎えることと信じている。