【写真：Getty Images】

　イタリア・セリエA第12節、ヴェネツィア対パルマが9日に行われた。試合はアウェイのパルマが2-1の勝利を収めている。パルマに所属するサッカー日本代表GK鈴木彩艶はチームの逆転勝利に貢献した。現地メディア『スポーツ・パルマ』からの評価はどのようなものだったのか。 　 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 　試合は開始5分、ハンズ・ニコルッシ・カヴィーリャのボレーシュートが決まり、ヴェネツィアが先制。このゴールには鈴木もなす術がなかった。それでも、17分にエマヌエーレ・ヴァレーリのミドルシュートでパルマが同点に追いつく。 　そして、68分にアンジュ=ヨアン・ボニーがこぼれ球を押し込んで逆転ゴールを叩き込んだ。その直前には鈴木がビッグセーブ、さらには終盤の強烈なヘディングシュートも防ぎ、パルマの逆転勝利に貢献した。 　同メディアは鈴木に対して「6.5」をつけ、「ニコルッシ・カヴィーリャの美しいボレーシュートを序盤に許すものの、リチアーノ・ハプスのシュートをニアサイドで防ぎ、さらにヨエル・ポーヤンパロのヘディングも2度にわたって対応。ヴァレーリと共に素早く飛び出し、動きを封じた」と評価している。 　10試合ぶりの白星となったパルマは今季2勝目。順位も13位に上げている。鈴木も8試合連続のスタメンで勝利に貢献し、良い状態で日本代表に合流できそうだ。