若年層で大麻事犯が増加 福岡県が「サポート窓口」設置
福岡県は、30歳未満の若い層で、大麻所持などで検挙される大麻事犯が増加傾向にあるとして、25日に「大麻乱用防止サポート窓口」を設置しました。 窓口では、大麻の誘いを受けている少年や、大麻を使ったことがある少年を対象に、薬物に頼らずに生活するための相談を受け付けています。 相談は、月曜日と金曜日の午前10時から午後1時の間、LINEを通じて匿名で受け付けていて、電話や対面で無料でカウンセリングなどを受けることができます。 福岡県では去年、大麻の所持などで検挙された人数が475人と、過去最多となりました。 そのうち10代の少年は過去最多の109人に上り、全体の8割が30歳未満の若年層だということです。 少年時の大麻の使用は、依存リスクが約5倍から7倍に高まるとされていて、県は「まずは気軽に相談をしてほしい」としています。
九州朝日放送