久保建英所属レアル・ソシエダ、マンチェスター・CからS・ゴメス獲得…移籍の決め手はレジェンドの存在?
レアル・ソシエダは、マンチェスター・シティからセルヒオ・ゴメスを獲得したことを発表した。 バルセロナのユース出身で、その後ドルトムントなどでプレーしたゴメスは、2022年夏にマンチェスター・Cに加入。1年目には3冠を成し遂げたチームの中で公式戦23試合に出場したが、昨シーズンは新戦力のヨシュコ・グヴァルディオルの影響などで出番を得られず、公式戦15試合でピッチに立ったのみだった。 そして今夏、ゴメスの去就に注目が集まる中、レアル・ソシエダからの関心が届く。昨シーズンにアーセナルから期限付きで加入したキーラン・ティアニーの買取に動かないと伝えられる中、同クラブは左サイドバックの新戦力としてスペイン人DFへの興味を強めていた。 レアル・ソシエダは12日にマンチェスター・Cからゴメスを獲得したことを発表。両者は2030年夏までの6年契約を結んでいる。なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は最大で1000万ユーロ(約17億円)になるようで、さらに将来移籍する場合にはその移籍金の30%がマンチェスター・Cに支払われる条項も含まれている。 新シーズンから久保建英らとプレーするゴメスは、『Real Sociedad TV』で「とても興奮しているし、チームとクラブが目標を成し遂げることを助けるためにできる限りのことをしたいという気持ちだ。僕はレアルとイマノルのプレースタイルを気に入っている。だからここに来られて幸せだ」とコメント。 また、昨夏に引退した元スペイン代表のダビド・シルバと同様にマンチェスター・Cからレアル・ソシエダに新天地を求めたことについて「彼の背番号21をマンチェスター・シティで着用できたことは光栄だった。彼は僕が子供の頃から好きな選手で、彼がいたチームに来たことのもう一つの動機だ」と語っている。