“嵐枠”バラエティが次々と終了…「嵐“再始動”」の可能性が高いのはポジティブな理由だけではない
相葉と同じく“嵐枠”を終わらせた櫻井翔
相葉さんと似たような状況に陥っているのが櫻井翔さん。 GP帯の主演から遠ざかっている相葉さんとは違い、櫻井さんは精力的にGP帯連ドラに主演し続けていますが、役者としての評価はかなり微妙。 グループ活動休止後の連ドラは、広瀬すずさんとダブル主演した2021年の『ネメシス』(日本テレビ系)でしたが、こちらは視聴率も内容の評判もさんざんな結果だったのです。 続いて2023年の『大病院占拠』(日本テレビ系)、今年の『新空港占拠』(日本テレビ系)と“占拠”シリーズで2年連続主演。こちらは雑なストーリー、ありえない演出、チープなCGなど否定的な意見が多かったものの、コア視聴率が高かったため一定以上の成果を出した作品と言えます。 けれど櫻井さんの演技は酷評されることが多く、なかでもアクションシーンにはツッコミが相次ぐ事態に……。ハードボイルドな刑事役だったのですが、身体が重いのか、スピード感が求められるアクションシーンでも緩慢な動作が目立ち、かなり叩かれてしまったのです。 とは言え、櫻井さんは今年7月期にも『笑うマトリョーシカ』(TBS系)で主演することが決まっており、こちらはアクションがなさそうな政治家役なので一安心でしょうか。むしろ報道番組『news zero』(日本テレビ系)で長年キャスターを務めている彼にとって、政治家は演じやすい役どころかもしれませんから、次回作で汚名返上を期待したいところ。 そして俳優業以外では、前述のキャスター業の『news zero』、MC業の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)では安定感があり、一見すると順調そう。 ですが、嵐の冠バラエティ番組だった『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の枠を引き継いで、2021年にスタートした『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)が、今年3月に終了。相葉さん同様、グループの冠バラエティが放送されていた枠を守り切れなかったわけです。