「苦しめられてきたけど、今は僕のチームにいる」マドリーDFがエムバペとの共闘に高揚感。過密日程には辟易「試合の質が低下」
「然るべき機関がこの件を分析すべきだ」
現地時間8月14日に開催されるUEFAスーパーカップのアタランタ戦をもって、レアル・マドリーの2024-25シーズンの戦いがいよいよスタートする。大事な初戦を前に、ダニエル・カルバハルが記者会見に出席した。クラブ公式サイトが発言を伝えている。 【PHOTO】2024年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介! カルロ・アンチェロッティ監督が再登板して4年目を迎えるマドリーにおいて、一番の注目ポイントといえば、やはりキリアン・エムバペの加入だろう。 敵として立ちはだかってきた世界を代表するストライカーが仲間となり、カルバハルは興奮を隠せない様子だ。 「何度か対戦して苦しめられてきたけど、今は僕のチームにいる。彼は信じられないような選手だし、素晴らしいシーズンにしてくれるはずだ」 今夏にスペイン代表としてEURO制覇を果たした32歳のDFはまた、度々議論を呼んでいる過密日程に言及。不満をぶちまけた。 「最適なレベルで、良いパフォーマンスを出し続けるなんて不可能だ。あまりに多くの移動、インターコンチネンタルカップ、シーズン終了後に地球を半周して別の大陸に行くクラブワールドカップ、代表戦もある。全ての大会に出場するとなると、72試合をこなすなんて無茶だ。然るべき機関がこの件を分析すべきだ。試合の質が低下し、僕らやその家族は苦しんでいる」 エムバペや次世代のセレソンを担うエンドリッキが加わり、よりスケールアップした白い巨人は、まず1つ目のタイトルを掴めるか。長く過酷なシーズンを乗り切るために、弾みをつけたいところだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部