【新たなおいしさ発見レシピ】 出汁巻き卵の出汁浸しのっけごはん 冷やした厚焼き卵×熱々ごはんも最高
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.76 出汁巻き卵の出汁浸しのっけごはん
福岡に行ったときに立ち寄ったおでん屋さんのメニューに「出汁巻き卵」というのがあって、驚きました。 もちろん、「食べたことのないものは全部食べる」を信条にしているので、注文。おでん出汁に浸かった厚焼き卵……すごくおいしかったです。 そして、これ、絶対ごはんにのっけて食べるとおいしいよねということで、戻ってすぐ実践! 熱々もいいけれど、冷やしたものを炊きたてのごはんにのっける、“冷やあつスタイル”もおすすめです。 ■材料(2人分) [卵液] ・卵:2個 ・出汁:小さじ1 ・砂糖:小さじ1 [漬け汁] ・出汁:大さじ4 ・薄口醬油:小さじ1 ・小口ネギ薄切り:大さじ1 ・油:適量 ・ごはん:適量 ■作り方 (1) 漬け汁の材料をあわせておく。 (2) 卵液の材料をボウルに入れて、よく混ぜる。 (3) 卵焼き用のフライパンに薄く油をひいて弱めの中火で熱し、卵液の1/3量を流し入れ、手前から巻く。それを3回繰り返した後、熱いうちに(1)の漬け汁に漬け、ごはんにのっけて食べる。 ごく小さい卵焼きのフライパンをひとつ持ってると、少量の卵焼きを作るときや、お弁当用の炒め物や揚げ物をするときに重宝しますよ。 昨日の白央さんのインスタントラーメン、豆苗の出汁を使うなんてニクイ演出! 豆苗1袋も使ったら、ヘルシーで気持ちは0カロリー! ちなみにインスタントラーメンの小技、私、あんまり持ってないです……。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ