【別府競輪(モーニング)FⅡ】吉竹尚城がグランプリに出場した同級生に刺激「いつかは倒したい」
<31日・別府競輪・初日> 【記者コラム・森川和也の追走一杯】 予選5Rは前受けから誘導をフルに使った吉竹尚城(31)=静岡・109期=が、そのまま先行態勢に入って押し切り。ライン4車でワンツースリーフォーを決めた。 直前はグランプリ出場組の郡司浩平、北井佑季、新山響平と一緒に練習。大きな刺激を受けた。「特にすごかったのが新山君の突っ張り先行ですね。自分とは力が全く違いました」と同級生のパワーに驚いたが、憧れるだけでは越えられない。「いつかは倒したい」と真剣な目つきで言い切った。 2025年をその第一歩にする。だからこそ「今期は絶対にS級点を取りたい」とはっきりとした目標を掲げ、「昨年は(2024年)優勝は1回あるけど番手回りだった。だから自力でしっかりと優勝できるように頑張りたい」と力を込めた。▼準決5Rは地元の番手仕事人・梶原恵介のガードを受けて逃げ粘る。1―4―23567、7―1―34。 ▼3R(在本直樹)単騎だが2番車なら、すんなりペースの最後方にはならないはず。大高彰馬と片山直人の踏み合いを捲って2―1―5、2―4―37。 【競輪・賞金ランク】古性優作が断トツの賞金王、史上最高額を大幅更新