『劇場版モノノ怪 唐傘』©︎ツインエンジン

　7月26日に全国公開される『劇場版モノノ怪 唐傘』の場面写真が公開された。 　2006年にフジテレビ「ノイタミナ」枠にて放送されたオムニバス『怪～ayakashi～』の一編『化猫』から派生し、2007年にテレビアニメシリーズとして放送された『モノノ怪』。初の映画化となる本作では、主人公の薬売りがモノノ怪「唐傘」と対峙する。女たちの情念渦巻く大奥を舞台に、薬売りの退魔と救済の儀が始まる。 【写真】場面カット（全8枚） 　公開された場面写真は8点。モノノ怪と対峙した薬売りの緊張感を感じる表情をはじめ、大胆な色遣いと緻密な美術で描かれた大奥の空の様子や井戸に降りしきる雨の描写、そして色鮮やかな大広間のワンシーン、目が怪異に侵された人形など、美しさの中にどこか不穏さが漂うカットが公開された。また、女の園・大奥に足を踏み入れる男性キャラクター、梶裕貴演じる三郎丸と、福山潤演じる平基のカットも公開された。この2人は幕府より派遣され、大奥に何かを探りに来ている……。 　さらに、テレビシリーズから装いを変えつつも、引き続き登場する薬売りの退魔道具「天秤」のかわいらしいカットも。雨や天秤のカットに映っている水滴や雨粒をよく見ると、エフェクトとして和傘の柄が入っていることがわかる。