アーセナル電撃移籍のスターリング、新天地での躍動を誓う「完璧にフィットすると思う」
今夏の移籍市場最終日にアーセナルへのレンタル移籍が発表されたイングランド代表FWラヒーム・スターリングが新天地での意気込みを語った。4日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。 現在29歳のスターリングはリヴァプールとマンチェスター・シティを経て、2022年夏にチェルシーへ完全移籍加入。前線のポジションを幅広く務め、加入後の2シーズンで公式戦通算81試合出場19ゴール12アシストという成績を残した。しかし、今夏に就任したエンツォ・マレスカ監督が構想外を告げ、背番号「7」も剥奪。“デッドラインデー”に同じ街を本拠地とするアーセナルへのレンタルが発表された。 “ライバル”クラブへ移籍し、マンチェスター・シティ時代に指導を受けたミケル・アルテタ監督の下で2024-25シーズンを過ごすこととなったスターリング。加入の決断について「本当にワクワクしている。加入時期は遅くなってしまったが、この移籍は僕が望んでいたものだった。すべてを見た上で、僕に完璧にフィットすると思ったし、成立して本当に嬉しいよ」と前置きしつつ、アーセナルとアルテタ監督の印象について次のように語った。 「ハングリー精神と情熱があり、毎年のように向上し続けている。僕も正にそのような人間だし、このようなクラブにいることは完璧なことだ。僕自身も前年より良くなりたいし、良い結果を残したいと思っている。うまくチームに溶け込み、活躍したいと思っている。真の一体感、進むべき道、そしてハングリー精神がある。この一体感こそが僕が求めているものなんだ」 「彼(アルテタ監督)は最高の男で人格者だ。マンチェスター・シティで一緒に過ごしたし、彼の歩みを見守ってきた。彼は素晴らしい歴史を持つクラブにしっかりと自分の足跡を残している。彼の功績が多くのことを物語っていると思うよ」 約7年間を過ごしたマンチェスター・シティでは4度のプレミアリーグ制覇を含めて数々のタイトルを獲得したスターリング。21年ぶりのリーグ優勝を目指すアーセナルでどんな活躍を見せるのだろうか。
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