腸チフスへの感染確認 県内では8年ぶり 富山
40℃近い発熱や下痢などを伴う感染症、腸チフスへの感染が富山県内で8年ぶりに確認されたことがわかりました。 【写真を見る】腸チフスへの感染確認 県内では8年ぶり 富山 富山県感染症情報センターによりますと、腸チフスへの感染が確認されたのは3人で県内での感染確認は8年ぶりです。 腸チフスは衛生水準の高くない発展途上国でまん延していて、40℃近い発熱や下痢などを伴い、3類感染症に分類されています。 海外で感染する事例が多く、感染症情報センターでは海外渡航先で生水や生ものの飲食は避け、帰国後に体調不良を感じたときは早めに医療機関に受診するよう呼びかけています。 ■インフルエンザは3週連続で増加 また、県は11日に県内のインフルエンザの感染状況を発表しました。前週(12月2日~8日)の定点医療機関あたりのインフルエンザの感染者数は2.92人で3週連続で増加しています。 県内すべての管内で増えていて、砺波管内を除くすべての管内で流行開始の目安である定点医療機関あたり1.0人を超えているということです。 年齢別では20歳未満、20歳代、40歳代から60歳代が前週から増加し、特に15歳未満で大幅に増えているということです。 県では手洗いやうがい、マスクなど感染対策を徹底するよう呼びかけています。
チューリップテレビ
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