女性人気イマイチだった「土屋太鳳」 「海に眠るダイヤモンド」の幼なじみ役好演で評価一変か
現在放送中の神木隆之介主演ドラマ「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)に出演している女優の土屋太鳳(29)。本作は1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と現代の東京を舞台にした家族の物語で、土屋は主人公の幼なじみという役どころ。自由奔放に生きているように見えて、過去の出来事からコンプレックスを抱えている女性の心理を繊細に演じているが、SNS上では「土屋太鳳の演技が特に光る」「こんなに心の機微を表現できてずっと目が離せない役者さんだなんて知らなかった」など、称賛の声が集まっている。 【写真】スタイルの良さが際立つニット姿の土屋太鳳はこちら 土屋は2008年に公開された映画「トウキョウソナタ」で女優デビュー。2015年上半期に放送されたNHK連続テレビ小説「まれ」でヒロインを演じ、一躍その名がお茶の間に浸透した。ヒロインから脇役まで、これまで数多くの作品でさまざまな役柄を演じてきたが、演技力の高さの割にはなぜか人気はいまひとつだった土屋。20代前半の頃には、女性週刊誌のアンケートの「女性が嫌う女性タレント」で何度か上位にランクインしたこともある。理由としては、言動が“ぶりっこ”“あざとい”と映っていることが挙げられていたが、そんな土屋も来年で30歳を迎える。以前とはパブリックイメージも変わってきているだろう。 「確かに、男性に比べて女性からの人気は低かった印象の女優でしたが、昔から演技力には定評があります。2022年に放送されたドラマ『やんごとなき一族』では庶民の家庭から名家に嫁いだ主人公という役どころで、強さと凛々しさがある応援したくなるキャラクターを好演しました。一方、今年2月に公開された主演映画『マッチング』では、恋愛に消極的で自信のない主人公がマッチングアプリとその恐怖の裏側を経験しつつ成長していく変化をうまく表現しています。また、20年より配信されているNetflixドラマ『今際の国のアリス』では、驚異的な身体能力を持つクライマー役を演じ、ショートカット&鍛えられた肉体にタンクトップ姿で崖やマンションを登るアクションには、SNS上では『かっこいい』との声も見受けられました」(テレビ情報誌の編集者) 私生活では、昨年、GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太と結婚し、第1子を出産した土屋。最近では、子育てと仕事の両立にも奮闘している様子も知られるようになった。