舞台『Endless SHOCK』が今年で終演へ!? 堂本光一、上田竜也、佐藤勝利、中山優馬ほか出演者インタビュー
「ステージ上では嘘をつかず、命を燃やしてきた」(堂本)
ライバル役の3人はもちろん、オーナー役を務める前田美波里さんと島田歌穂さん、リカ役の綺咲愛里さんと中村麗乃さん、キャストの皆さんが語った“終わってしまう寂しさ”。同時に全員が口にしたのがこの作品の“過酷さ”。なぜこれだけ多くの人に愛される作品になったのか、『Endless SHOCK』の魅力を尋ねられたときに堂本さん本人から飛び出したのもこんな言葉でした。 堂本光一「あの、残念なことに、僕は一度も外から見たことがないので(笑)。この作品を完全に客観的な目で見た感想は、僕からは言えないんです。だから、逆にご覧いただいた皆さんに感想を聞きたいくらいなのですが……。ステージに立っている自分から言えることは、とにかく、命をずっと燃やしてきたなと。素晴らしい役者さんが世の中に沢山いるなか、たいした技術があるわけでもなく、そんな自分にできることと言ったらそれくらいで。とにかく命を燃やしていこうと、ステージ上で嘘をつくようなことをしないようにしようと、そういう気持ちでステージに立ってきました。それを、お客様に受け取っていただけたのかなと」
後輩キャストを次々と襲う⁉︎ 過酷な“SHOCK病”
そんな堂本さんの姿を近くで見てきたライバル役の3人からはさらにこんな言葉が。 上田竜也「これは舞台参加者のあるあるだと思うんですけど。『SHOCK』のエンターテインメントが凄すぎて、どの仕事でも追い込まないと不安になるっていう。“これで大丈夫なのかな”って。そういうことはめちゃくちゃありますね、良くも悪くも“SHOCK病”というか」 佐藤勝利「僕は初めて触れたエンターテインメントが『Endless SHOCK』だったので。“エンタメとはこういうものなのか!”って、すごく衝撃を受けて。“こうなりたいな”とも思いましたし。これもまた“SHOCK病”のひとつかもしれないんですけど、光一君くらいできないと、そこが辿りつかないといけない場所なんだって、目標がまず高すぎるほど高くなると言いますか」 中山優馬「僕もファンとして劇場の客席から見させていただき“出たい出たい”と何度も言っていたのに、いざその願いが叶い実際に参加してみると“観客席で見た時はあんなに楽しかったのに”と思ってしまうくらい過酷で。光一さんが言う“命を燃やす”とはこういうことなんだって、実感する日々だったので。『SHOCK』は本当に僕のエンタメの基準というか、ひとつの作品を作る大変さを教えてくれた作品だと思います」