舞台『Endless SHOCK』が今年で終演へ!? 堂本光一、上田竜也、佐藤勝利、中山優馬ほか出演者インタビュー
森光子さんの誕生日に新記録を達成。 舞台の神様が招いた不思議なめぐり合わせ
森光子さん主演の舞台『放浪記』の公演最多記録2017回、『Endless SHOCK』がそれを塗り替えるのは5月9日。奇しくも、それは森光子さんのお誕生日。「あれは計算なのか?」と質問されると、堂本さんからはこんな言葉が返ってきた。 堂本光一「いや、これが本当にビックリなんですけど、こんなことってあるんだと思うくらいの偶然で。振り返れば、コロナ禍で中止した公演もありましたし、こんな計算できるものではないんですよ。さらに、今作には当初、公演スケジュールを決めるときに日にちと曜日を間違えてカウントしていて、大慌てで修正したという裏バナシも。で、ヨイショと修正したら、ピタリと森さんの誕生日に重なるという。とても不思議なことが起きたんですよ」 森光子さん自身、『SHOCK』のファンで、楽屋にはよく森さんからの差し入れが届いたそう。「それを養分にして舞台に立っていた」と笑った堂本さん。 堂本光一「人生の約半分、立ち続けてきた帝国劇場の舞台は自分にとってやっぱり特別な場所で。あまりスピリチュアルなことを信用するタイプではないんですけど、なんかこう演劇の神様と言いますか、そういう何かが宿っている場所だなと思いますね」
関西人特有のズルさを持つ中山優馬。 素直さが魅力の佐藤勝利。とにかく熱い上田竜也。
錦戸亮、今井翼、生田斗真、屋良朝幸、内博貴……。今まで何人もの後輩が演じてきたライバル役。それをずっと隣で見てきた堂本さんは、最後となる今作の3人のライバル役にどんな魅力を感じているのか、それもまた気になるところ。 堂本光一「優馬は関西人特有の、話すとちょっと飄々として聞こえる感じがあるじゃないですか。だけど、いざ本番になってみると“ここまで熱を持っているんだ!”と、“急に空気感変わったな”っていう、そういうズルいところがある。これ、関西人特有のズルさです(笑)。錦戸とか内なんかも同じタイプ。イヤだわぁ(※そう言う堂本さんも関西出身です。笑)」 中山優馬「今年もズルくやらせていただきます!(笑)」 堂本光一「勝利はすごく素直なんですよね。その素直さがそのまま役に反映していて。とにかくガムシャラに若さゆえに走ってしまうという。素直さが逆に物悲しさを生むようなところも、勝利のいいところだなって思っています。竜也に関しては、これも何度も常々言っているんですけど、こういうヤツなんで本当に勘違いされやすいタイプでもあるじゃないですか。でも、実際に触れてみると、こんなにも熱いのかと。自分が正しいと思った方向に本当に突き進んでいくタイプなので、それがすごく役とマッチしているところなんですよね。だから、彼と一緒にステージに立っていると、その想いに自分も任せられる。そこはすごく信頼しています」