【MLB】大谷が前人未到の「51-51」を達成 3本塁打含む6打数6安打10打点の大暴れ ドジャースはプレーオフ進出
【ドジャース20-4マーリンズ】@ローンデポ・パーク
日本時間9月20日、ドジャースは敵地ローンデポ・パークでのマーリンズ3連戦の最終戦を迎え、大谷翔平が3本塁打を含む6打数6安打10打点2盗塁の大暴れを見せるなど、20対4で大勝。2013年から12年連続となるプレーオフ進出が決定した。ドジャース先発のジャック・フラハティは2本塁打を浴びたものの、6イニングを5安打3失点に抑えて自己最多をさらに更新する13勝目(7敗)をマーク。マーリンズ先発のエドワード・カブレラは制球が定まらず、3回途中4安打7失点の乱調で8敗目(4勝)を喫した。 【動画】ドジャースの大谷翔平が50号アーチを放って「50-50」を達成する ドジャースは初回に大谷の二塁打と盗塁でチャンスを作り、ウィル・スミスの犠飛で先制。2回表に大谷のタイムリーで追加点を奪うと、1点差となって迎えた3回表には大谷のタイムリー二塁打などで一挙5点を追加した。4点差に迫られた直後の6回表には大谷が49号2ランを放ち、前人未到の「50-50」達成にリーチ。そして7回表に一挙5得点のビッグイニングを締めくくる50号2ランが飛び出し、大谷が前人未到の快挙を達成するとともに、ドジャースは14対3と大きくリードを広げた。9回表には大谷が野手から51号3ランを放ち、自身初の1試合3本塁打をマーク。3連戦の最終戦は大勝を収め、大谷にとって初めてとなるプレーオフ進出も決定した。 大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席で二塁打を放つと、今季50個目の盗塁に成功。2回表の第2打席はライトへタイムリーを放ち、51個目の盗塁を決めた。3回表の第3打席は2点タイムリー二塁打を放ち、三塁打を狙ったものの、惜しくもアウトに。そして6回表の第4打席で49号2ラン、7回表の第5打席で50号2ランを放ち、一気に前人未到の「50-50」を達成した。9回表の第6打席は野手登板のビダル・ブルハンとの対戦となり、豪快な51号3ラン。サイクル達成こそ逃したものの、6打数6安打3本塁打10打点2盗塁という大暴れで「50-50」を通過して「51-51」に到達した。シーズン本塁打の球団記録を塗り替え、日本人選手によるシーズン打点記録も更新。今季の成績は打率.294、51本塁打、120打点、51盗塁、OPS1.005となっている。